三重県菰野高校公式野球部で体罰があり、前監督が減給処分になったそうです。
この男性教諭は誰で写真はあるのか探したところ、甲子園の出場経験やプロ野球選手も輩出した名監督でした。
スポーツの名門校で度々起こる体罰問題ですが、それまでいた監督やコーチが体罰で外れると、だいたいその後勝てなくなりますよね。
時代と共に、名将と呼ばれる指導者の指導内容や選手への接し方なども、バージョンアップが必要なのかもしれませんね。
三重県菰野高校公式野球部で体罰?減給処分になった前監督は誰で写真はある?
三重県立菰野高・戸田直光監督の、球数制限に関する考え方です
投手は、【練習試合・投げ込み】【投球無し】【キャッチボール】【遠投】の4パターンをローテーションするそうです pic.twitter.com/FIKur8WI6I
— ☯️【“”《 ‘》】♒️ (@epozineD) July 29, 2019
三重県菰野高校公式野球部で体罰の末に減給処分となったのは、戸田直光(とだ なおみつ)監督だと思われます。
球速報.com 三重県立菰野高等学校 (三重) 2024年度
その証拠に2024年8月7日からのメンバー表では監督が代わっていました。
ニュースでも6月に野球部の指導から外れたと報道されています。
戸田 直光(とだ・なおみつ)1962年(昭37)8月20日生まれ、愛知県出身の59歳。大府高、大体大では外野手として活躍。85年4月から弥富高でコーチを務め、87年4月から菰野高の野球部監督に就任。甲子園は05年と08年の夏、13年春に出場。西勇輝ら計8選手をプロへ送り出す。保健体育教諭。
引用:スポニチ 2021/9/11 阪神・西勇の恩師が150勝太鼓判 菰野高・戸田監督「十分に可能。秘めた闘志、負けん気は人一倍強い」
報道では62歳の男性教諭となっていましたが、戸田元監督は1962年生まれで2024年8月20日で62歳です。
1987年から菰野高校の監督に就任、甲子園の出場経験や、プロ野球選手を8人も輩出する名監督で、ネット上には写真やインタビュー記事も多数見つかりました。
三重県菰野高校公式野球部で減給処分になった教師はどんな体罰をした?
- 至近距離からのノックで部員がけが
- 昼食を取らせることなく、約2時間走らせた
- 「へたくそ」「ばかやろう」「殴らせろ」「殴ってくださいと言え」など、不適切な発言
参考:CBC web 2024/9/6 「殴ってくださいと言え」不適切発言に至近距離からのノック 三重・菰野高校硬式野球部前監督 体罰で減給処分
報じられた内容は確かに体罰ととられても仕方がない内容かもしれませんが「へたくそ」「ばかやろう」くらいは強豪校でなくてもありますよね。
「昼食抜き」や「殴らせろ」「殴ってくださいと言え」などの発言は良くなかったですね。
昼食抜きで2時間走らせたのは9月だそうで、この間に水を飲めていたかどうかは報じられていません。
温暖化の影響もあり、熱中症の危険もあるので給水無しだったら完全にアウトですね。
ただ、戸田監督について調べてみると選手の体調管理には凄く気を付けていた方のようです。
投球ルールが独特です。平日のブルペン入りは2回。1日の投球数は多くても80球まで。そして、土日の練習試合で1人の投手が連投することはありません。
戸田直光監督(60)は、全投手の日別の投球数をA4用紙の表に手書きで記録しています。
戸田監督なんですが、選手の投球数を手書きで記録し管理していたそうです。
野球にはあまり詳しくないんですが、投球数が増えると故障するリスクが上がるそうで、戸田監督は選手の将来も考えて投球数を管理していたのではないかと考えられます。
このような話しを聞くと、時代に合わない指導で体罰とみなされてしまいましたが、指導には選手への期待が込められていたように感じなくもありません。
「時代が変わった」と言えばそれまでなんですが、指導者の体罰による処分という報道を見ると、技術だけでなく選手の精神面を鍛えるには、どのような指導が良いのかな?と、その都度考えさせられます。
まとめ
三重県菰野高校公式野球部で体罰があり、前監督が減給処分になったそうです。
この監督は恐らく戸田直光(とだ なおみつ)監督だと思われます。
甲子園出場やプロ野球選手を送り出した名将で、選手の故障管理も独自のルールを持って指導していた監督でした。
コメント